大好きな絵本は、新見南吉のてぶくろをかいに。です。
雪遊びしていたこぎつねが、指先が冷たくなり、お母さんきつねに、ゆびがちんちんすると差し出すかわいい表情。
てぶくろをを買いに、こぎつねを町に送り出す母きつね。
こぎつねの、片方の手は人間の手に変えて金貨をもたせ、この手を出すのよ、と言われたのにきつねの手を出すこぎつね。
本物の金貨だったからてぶくろを売ってもらえて、良かったと、安堵します。
お母さんきつねは人間を怖い存在と思っていながら、てぶくろを無事に買ってきた、こぎつねをみて、人間は怖いの?どっちと首かしげます。
こぎつねさんもいつか、怖い目に、合うこと、があるでしょうね。南吉さんの童話は考えさせられます。
何度読んでも新鮮です。