４日は叔母の命日、と思いだして、お供え物を買いに行った。
父の妹。母が旅立ったとき、はなもも達子供が小さかったから、母親代わりになってお世話をしてもらった。
自分の家庭があるのに、はなももの所も気にかけて、面倒をみて頂いた。
叔母は助産師、昔はお産婆さんと言ってたけど、在宅で仕事してた。産まれそうだ。と電話があると自転車で駆けつけていた。
何人の赤ちゃんを取り上げたんでしょう。何百人とか言ってたけど忘れた。私が結婚する時、色んな準備を細やかにしてもらった。お世話になりっぱなしだった。
２０１６年にはなももは癌が見つかった。
叔母に告げると、「仕方がないね」と。
なんか、心配するでもなく、あっさりと言われて淋しかった。
「早期じゃないんだよ。ステージ高いんだよ」涙声のはなもも。
「お別れは早いよ」
「そんなことは、神様しかわからない。はなももちゃんは、体が良くなったら何をしたいか。何をするか、考えてたらいいんよ。看護師で働かせてもらいなさい。はなももには、仕事しかないよ」
はなももは、叔母はおかしい。わかってないと思いスマホを切った。
良くなるわけがない。終わりをどうするかを考えてる。90歳だから仕方ないね。
癌から生還した方の話を聞くと、希望が大きな力を持っていると言われた。叔母は、希望を持つことを言いたかったのだ。９１歳でお空の上に逝ってしまった。眠りながら旅立った。あやかりたい。
ブログを書いてると色んなことを、思い出す。人生は思い出、ですね。
思い出が散りばめられた、曲がり
くねった道をもう少し歩けるのかな。
今日も一日感謝で溢れています。ありがとうございます
