今日もいい気分

古希すぎて病気・別れ・収入減。心に花を咲かせます

黒電話は何でも知っていた。

今週のお題 懐かしいもの

懐かしいもの、黒電話です。

ダイヤルを回していましたね。実家の玄関の靴箱の上に、静かに鎮座していました。

学校から帰り玄関の戸を開けると真っ先に目に入る、黒電話。おかえりなさいと迎えてくれているようでしたね。

 高校の時、ちょうど夕食の時に電話が掛かってきて、最初に出たのは父。

 掛けてきたのは同級生の男の子。文化祭の何かで掛けてきて、ボーイフレンドなんかじゃないのよ。

 家族皆が耳ダンボにして、話しにくいったらなかったわ。電話を移動して話すとよけいに勘ぐられそうで。

一家に1台黒電話が活躍していましたね。

 コロナの前に誰も住んでいない実家に入ったら、薄暗い中に黒電話は同じ位置に座ってたわ。

 わが家の全てを知っていた黒電話。

なんか淋しそうで取り除いてもらったの。

 黒電話本体は兄弟の所にあるわ。

見た人は必ず懐かしいねぇ。と笑顔になるみたい。きっと色んな思い出が湧き上がるのね。一人に1台携帯電話じゃない時代がありました。